シルボン 2019
Tinto D.O. Toro
テイスティングノート:
トロのDNAらしく、青紫の縁取りをもった濃い赤で、香りは高く、プルーンやキイチゴのような黒い果実、ハーブのバルサミコなど複雑に溶け込んでいる。
エレガントでデリケート、甘みと旨みがある。素晴らしい!
しっかりしたタンニンがあり、伝統的な醸造方法なので、ボトルに澱が残っている可能性がある。
醸造家:
ラミロ・カルバホ・デル・リオ
醸造施設:
ワイナリーは借地。ステンレスタンクや樽など、醸造に必要であり、ブドウやワイン、伝統に敬意を払うための設備は、自社のものを使用。
ラベリング:
技術インフォメーション:
ワイン名とビンテージ:
シルボン 2019
原産地呼称:
D.O.トロ
技術ディレクター:
ラミロ・カルバホ・デル・リオ
生産本数:
750ml 12,000本、マグナム500本
栽培:
ティンタ・デ・トロ使用。樹齢31年~48年の畑。VENIALBO村からMORALES村とLA BOVEDA村を通り、TORO村までの間で、粘土と砂壌土、そして方角と日照条件などを鑑み、果実味とアルコールのハーモニーがとれたトロ地方のキャラクターを持つような土地を選んだ。
普通のことになりつつあるが、ここ2年に比べても暑い2019年だった。今年は、降雨量は期待通りではなかったが、植物のストレスを和らげるのに良いタイミングで雨が降った。
土壌:
表面を石で覆われた砂、粘土、石灰の堆積物。有機物は少なく、今年のビンテージはタンニンがしっかりしている。
樹齢:
31年から48年
仕立て:
株仕立て
収穫:
9月26日に開始し、終了。最大15キロの箱を使用。
品種:
ティンタ・デ・トロ
梱包:
6本入り段ボール箱
発酵前マセレーション:
冷蔵室の中で5℃にて24時間
アルコール発酵:
期間:
野生酵母で17日間
温度:
25℃
マロラクティック発酵:
乳酸菌を接種し、2年目のフレンチオーク使用樽内にて1ヶ月間。
樽熟成:
サイズ:
225リットル
使用年:
新樽と2年目の使用樽
タイプ:
フレンチオーク100%
木目:
極小
焼き:
中間
期間:
新樽で2ヶ月熟成後、2年目の樽で3ヶ月
澱引き:
2回
分析:
アルコール度数:
14,5%.
総酸:
5.60g/L
残糖:
3g/L以下
pH:
3,6.
清澄:
なし
濾過:
ボトル詰め前に1ミクロンで濾過